この記事のアイキャッチ画像をご覧になって、「おや?」と思われたのではないでしょうか。今回は、事業とはまるで関係のないテーマ、たとえば経営者の趣味や自説の展開でブログを書くことのマイナス面について述べます。
実例はあえて挙げませんが、事業とは直接のないブログが掲載されているホームページが散見されます。
好きなテーマで記事を書いて、そこそこアクセス(PV=ページビュー)があると嬉しくなってしまうのかもしれません。しかし、ホームページでブログを書く目的は潜在顧客を集めるためで、PVが増えればコンテンツは何でもいいという訳ではありません。PVの増加やコメントに満足するのではなく、潜在顧客を獲得するという目的意識をしっかりともつことが大切です。
また、必要以上に議論を巻き起こす可能性があるテーマを不用意に取り上げてしまうも避けたいものです。国家や宗教のようにセンシティブな話題は、ビジネスブログにはあまり馴染まないと思います。どうしても自説を主張したいのでしたら、別のブログを立ち上げて掲載するのがよいでしょう。
例として、釣りを挙げます。釣りはよい趣味だと思いますが、ご自分の釣果をブログに書いても事業には直接結びつきません。クリニックのホームページに設けたブログであれば釣りが健康にもたらす効用を述べる、通訳ガイドであれば体験ツアーをできることを述べるなどして、事業との関連がわかるようにした方がよいでしょう。
言わずもがなですが、通訳ガイドのブログは日本語で書いても潜在顧客には意味がありません。案内する言語で記述しましょう。