本記事はコラム「ガジェット活用による英語学習法」に投稿した「Microsoft Wordで英文を書こう」を元に加筆したものです。
GoogleはAndroidとChrome OSの2つのOSを出していますが、その理由は、キーボードの存在がやはり大きいためだと理解しています。私は2011年末から2014年6月まで、iPad 2にBluetoothキーボードを装着し、クラムシェルのようにして、ノートPCのように使っていました。ハードウェアキーボードのあるなしで、文章を作成する効率がまったく変わるからです。
iPadの場合、どのアプリケーション(アプリ)でもiOS組み込みの辞書が使え、1回フル充電すればモバイル通信をオンにしても10時間程度は使えるなど、ノートPCよりも便利な面もありました。ノートPCには厳重なセキュリティ対策が何重にも施され、ひどく遅く、しかも使いづらくなっていたため、ノートPCを同僚に譲りました。
しかし、そんな状態でも、デスクトップPCの出番はなくなりませんでした。その理由は、アプリケーションソフトの存在です。たとえば、英文を書くときには、Microsoft Wordが欠かせませんでした。
ご存知の方も多いと思いますが、Microsoft Wordで英文を書くのは効率的です。コラム「ガジェット活用による英語学習法」でご紹介しているGingerもよいのですが、Word単体でスペルチェックと簡単な文法チェックまで行ってくれるのは、主にMacを使っている筆者には大変便利です。さらには、辞書を調べる機能もあります。
欲を言えば、マルチタッチジェスチャーでMac OS付属の辞書を調べてくれると、さらによいのですが。残念ながら、Mac版Wordは3本指タップで辞書を調べるというコンベンションには従っていないのです。
多少の不満はありますが、現在でも英文ライティングにはほとんどWordを使っています。英文でメールを書くときにも、Wordで書いてからコピー&ペーストしています。
「神は細部に宿る」と言います。綴り間違いや文法のミスが多い文章は、内容のレベルを疑われても仕方がありません。Wordを使えば、スペルチェックしてくれますし、文法もある程度はチェック可能です。Wordの機能を活用して、できるだけ英文のミスを減らしたいものです。