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負担なくホームページを更新するためにブログを活用

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「看板ホームページ」は無益どころか有害であることは、すでに述べました。ホームページは更新し続けてこそ、確かに事業を行っているという証になりますし、読み手の役に立つコンテンツが増えれば、検索エンジンでのヒットも増えて、潜在顧客からのアクセスも増えるというものです。

ホームページが放置される以前に、そもそもホームページをもっていない中小企業や個人事業主も少なくありません。中には「ドメインは確保しているが、ホームページを開設しようにもネタがない」とおっしゃる方もあります。しかし、ビジネスを行っている以上、主要な業務や受注プロセスなど、最低限掲載すべき情報はあると思います。

そうなると、残る問題は開設したあとの更新です。それこそ、「更新しようにもネタがない」と考えている方も少なくないと思われます。そういう方にお勧めする対策が、通訳案内士向けHP制作セミナーや拙著「通訳ガイドのインバウンドマーケティング」でもご紹介している、ブログの活用です。

ブログはWeb Logが短縮されたもので、名前の通りWebのログ(日誌)です。ログはもともと丸太のことですが、古くは丸太を海に放り込んで航行速度を測ったことから航海日誌の意味に転じ、現在では記録全般をログと呼んでいます。

ブログの内容は使い方次第で、身近なトピックを簡単に記述した日記のような記事でも構いませんし、それとは対照的に、世間一般に持論や新説を問う論文のような記事でも構いません。

ホームページの運用主体である団体や個人の特質にもよりますが、肩肘張らずに、しかし専門性のある内容はあるはずです。たとえば、医師であれば学会や論文誌で得た最新の医療情報や病気の流行状況など、通訳ガイドであれば得意な案内地や提供できるサービスなどは、専門的でありながら負担感なく書くことができると思います。

それでも文章を書くのは大変だと感じる向きには、写真や動画を活用したブログをお勧めします。百聞は一見に如かず。英語では”Seeing is believing”と言います。長い文章は、書き手だけでなく読み手にも負担を与えます。写真や動画に語らせ、簡潔に要を得た文章を書くように心がけましょう。通訳ガイドの場合は、案内地の写真や動画を撮影なさっているでしょう。それに簡単な説明をつければ、立派な記事のできあがりです。

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